毎度ありがとうございます。ジョイ津山の杉山です。

おかげさまで、このところエアコンのご注文が相次いでおります。ありがとうございます。心よりお礼申し上げますm(_ _)m

そんなわけで、今日は当店のエアコン取付作業について記してみることにします
まずは室内編です。

今日最初にお伺いしたお宅は、この度初めて当店をご利用いただくお客様です。
なんとご新築です!!
初めてのお客様で新築となれば、こちらの緊張度合いも一層高まります。いつも通りの丁寧な作業を心がけたいと思います。



壁に取付板を仮付けします。今回は特にご新築ですのでこの段階でお客様に取付位置のイメージについて再度確認していただきました。水平器を用いて取付板の水平を確認します。これをおろそかにすると見た目の問題だけでなく、水漏れの原因にもなりかねません。

配管パイプが通る位置には直径70mmの穴を開けるのですが、木造住宅の場合、ここに筋交いがあると貫通できません(貫通は可能ですが、筋交いに穴を開けると建物の強度に影響が出る可能性があります)。まず、長いビスを打ってみて、筋交いがないことを確認します。
また、こちらのお部屋は濃い色の壁紙ですので、穴開けの際発生する石膏ボードの白い粉が極力付着しないように養生をしっかりしておきます。

石膏ボード用のファスナーです。
石膏ボードにはそのままビスを打ってもしっかり固定することはできません。ですので取付板を固定するために「ボードファスナー」とか「ボードアンカー」などと呼ばれるものを使います。
こちらのお部屋の場合、軽量級の室内機だったことと、直接しっかり固定できる間柱がありましたので、壁へのダメージが少なく跡の残りにくい写真のものを使用しました。

間柱のある部分には直接ビスを使ってしっかり固定します。

なお、重量級の室内機の場合や間柱がない場合等は、下のようなボードアンカーを使用します。こちらのお宅のリビングは重い室内機のため、こちらで施工をさせていただきました。

この「ボードアンカー」は中空壁の中で金具が傘状に開いてしっかり固定できるものです。下のような工具を使って加工します。

ともあれ、落下事故につながりますので、取付版はがっちり固定されていなければなりません。
故障の際、サービスマンが室内機の前面パネルを外そうとしたら、取付版ごと壁から外れた、などというシャレにもならない話が実在します。

さて、壁に貫通穴を開けたら「貫通スリーブ」と呼ばれる樹脂製の保護パイプを通します。

これは冷媒配管パイプや電線の保護のため、また、壁の間を流れる空気が室内側に回り込んで結露を起こしたり、機密・断熱性を損ねるのを軽減するためです。物理的に挿入不可能な場合を除き、当店では20年以上前から「貫通スリーブ」を標準装備としています。最近は減ったようですが、予算と時間の限られた量販店の下請け業者さんの中には、これを省略する方もまだまだいらっしゃるようです。

こうして、下準備は完了です!

いよいよ室内機を壁掛けしますが、作業による傷つき防止のため、前面パネルはあらかじめ外しておきます。

こうして、きれいに取付できました!

まだ室外編もありますが、長くなったので次の機会に(^_^;

エアコンは取付工事作業も含めて、製品としての完成品となります。
当店ではこれからも「確実な仕事」「丁寧な仕事」を心がけてまいります!

今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

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先代の後を引き継いで、まちのでんきやさんを始めて30余年。 常にお客様の立場に立った仕事を心がけています。 デジタル家電が得意です。

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